新たなスポーツ/エンターテイメントの選択肢として注目されているeスポーツ。
これまで日本は世界的に見てこの分野が立ち遅れていると言われていましたが、ここ数年の間で急速に市場と需要が伸びている状況にあります。
ゲームですから、当然エンジニアが活躍する場もたくさんあります。
これからeスポーツ業界でエンジニアとして活躍したいと思ったら、まずはどのようなルートでどんな仕事をしたいのか、あらかじめ明確にしたうえで職探しやスキルアップを目指していくことが重要になってくるでしょう。
eスポーツ業界でのエンジニアの役割は、基本中の基本となるゲームのプログラムのほか、ゲームで使用するAIのシステム開発・メンテナンス、グラフィック技術の研究などがあります。
さらにはeスポーツはオンラインで遠く離れた人同士が競いあえる点も大きな魅力です。
そのため、そのネットワークシステムの構築や保守・管理が求められます。
ゲームの途中で通信回線が不安定になってしまうようでは台無しになってしまうだけに、エンジニアの役割はとても重要です。
ですからまずどの分野でeスポーツで活躍したいのかを決め、そのうえで職探しを行っていくことになるでしょう。
基本的にはゲーム製作会社が最初の選択肢となりますが、ほかにもネットワーク環境を提供する会社やeスポーツのイベントを主催する会社なども選択肢に含まれます。
また、eスポーツの規模が大きくなることでプロジェクト単位で計画が進められることも多くなっており、まずフリーランスのスタッフとして参加して実績を積みながら最終的に就職を目指す、というルートも考えられるでしょう。